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ありふれた日常の風景

I-O DATA WN-G150TR

I-O DATA WN-G150TR

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有線LAN環境しかない場所で手軽にWi-Fi(無線LAN)環境がほしい!

ということでI-O DATAの無線LANポケットルーター「WN-G150TR」を買ってみました。(以下G150TR)

ワシは有線派ですが家ではiPhoneとAndroidの為に仕方なく無線LAN環境も構築してます。
しかしホテル泊等ではインターネット接続環境完備!といっても有線LANがテーブルにぴょこっと顔を出してるだけのことがほとんどです。
PCだけなら有線LANで問題ないですがせっかくならスマートフォンもLANに接続したい!

そんなときにはこれを接続するだけで簡単にWi-Fi環境が構築できます。

たとえばホテルでPC接続用のLANケーブルが1本出ている環境で、G150TRのLANポートにホテルのLANケーブルを接続し、電力供給の為 に付属のマイクロUSBケーブルでG15TRとPCのUSBポートやiPhone等のUSB-ACアダプターを電源に接続して準備完了。

この状態で30秒〜1分くらいでG15TR側は接続可能な状態になります。

G150TRの裏面に書いてある接続情報を元にPC等を接続します。

具体的にはアクセスポイント一覧画面にG150TRの裏面に書いてあるAirPort○×▲■というようなSSIDが出てくるので接続をかけて G150TRの裏面に書いてある暗号キーを入れるだけ。
同様の手順でiPhone、Androidも手動接続できますが、QRコネクトというアプリをダウンロードしてG150TRのやはり背面に記載さ れているQRCodeを読み取るだけで簡単に接続設定できるアプリもあります。

試してませんがG150TRにあるWPSボタンを押して簡単接続もできるようです。(ゲーム機だけ?)

無線LAN(G150TR)には繋がったみたいだけどインターネットに繋がらないという場合はLANケーブル、LANケーブルの向こう側に原因が ある場合もあります。
G150TR自体のDefaultIPが192.168.0.1なのでルーターが192.168.0.1のネットワークにG150TRを接続する とIPがぶつかってインターネットにつながらないみたいです。
(試してませんが最新ファームウェアを適用すれば自動的に回避するらしいです)
そんな感じで簡単に繋がらない場合はちょこっとめんどくさいことをする必要がある場合もあります。
G150TRがおかしい場合もあるので電源抜き差しも試す価値ありです。

ホテルによってはネットに接続するまえにPCで手順を踏む必要があったり(有料の場合に多いですね)LANPortしか用意されていないホテルも ありますがそこは付属のLANケーブルで接続すればOK(フロントに言えば貸してくれますが)

電源が必要なのは残念なところですが付属のマイクロUSBケーブルでPCからとるかもしくはスマートフォン用の充電ケーブルがそのまま使えます♪
ACアダプターはiPhone用が使えると書いてあるのでACアダプターtoUSB充電ケーブルやモバイルバッテリーでの使用も問題なさそうです。

ケーブルが邪魔というくらいであまりにも小さくてびっくりしました。
無くし対策にストラップもつけられるようになってますw
自分は手持ちのリール式のLAN、充電ケーブルで全体的に小さくまとまります。

最大速度はn150MbpsらしいですがUSENのスピードテストで45Mbps前後の有線LANをこのマシンで無線化すると25Mbps前後 BNRスピードテストでは有線も無線ももっといい数字がでるんですが結果がころころ変わるので当てになるかは微妙。
USENのスピードテストと変わらないのは有線速度の約1/2くらいということ。

iPhoneで計測してみましたが距離は障害物が無ければ5m離れても電波の強さを表すメモリは減らないです。
さらに離れると1メモリ減りますがホテルの1室で使う分にはまったく問題無いと思います。
G150TRにはアンテナが無いので宅内用で別部屋から繋ぐには少し弱いかもしれませんね

まだ2日しか使用してませんがこれで\2,300-は超安い^^

すさまじく便利なG150TRですがセキュリティ的にはそのまま使うのはすさまじく危ないのでよくわからない方の会社での使用はホントにお勧めし ません。
怒られるだけではすまない場合があります。

■以下は細かく設定する方の参考になれば

G150TR初期状態ではルーターモードになっていてWN-G150TRが親になって新たな下位の無線LANセグメントを構築します。
G150TR自体がDHCPになっていて接続した機器は192.168.0.xのIPが振られ
接続している機器はG150TRが接続しているネットワークとは別セグメントにはなりますがG150TRが接続しているネットワーク上の資源は WN-G150TR経由で活用できます。

たとえば会社のネットワークにG150TRを接続した場合、G150TRは会社のネットワークをWANととらえて会社のネットワークに属し、自分 の下位に自分を親とした下位のセグメントネットワークを構築します。G150TRに無線接続したPCやスマートフォンは会社のネットワークとは違 う192.18.0.xのセグメントに属しますが会社のネットワークに属する他のクライアント、サーバー、プリンター等にG150TRを経由して なんの問題も無く接続可能です。
すさまじく便利なようですがG150TRはMACアドレスフィルタリング等はかけられないので要注意です。

G150TRに無線接続したクライアントからG150TRのDefaultIP192.168.0.1にブラウザでアクセスして用途に応じた細か な設定変更も可能です。

IPの変更、セグメントの変更、DHCP設定の変更、セキュリティの変更、ファームウェアの更新等もできます。

当初はパスワードも設定されていないので誰でも設定ができるようになってます。
まず最初にパスワード設定しましょう。そうするといきなりユーザー名パスワード聞かれます。
パスワード設定するまではログイン画面すらこないのでユーザー名?って感じですが英管理者略でした。
マニュアルに載ってるかどうかは見てないのでわかりません

DHCPは初期状態で30台分のスコープが設定されてますが、スコープ幅を広げて最大(253台?)まで接続できそうです。
MACアドレスによるクライアントのIP固定も可能です。

残念ながらG150TRにはディスプレイも無く誰が接続しにきているかわからないので(ブラウザで接続すれば見れる)セキュリティを高めるために セ グメントの変更とDHCPスコープを削除したいとこですができないのでスコープを最小限(2台)にして自分の機器をMACアドレスでIP固定に設 定したほうがいいかもしれません。
(最大16個まで。スマートフォンもMACアドレス持ってます)
もちろん無線LANのセキュリティはありますが前述したようにMACアドレスフィルタリング等はできないので知らない人が接続する可能性は排除で きません。
DHCP無効にしてMACアドレス固定IP接続だけできるかと思ったんですが残念ながら×でした。

DHCP無効にしてIP手振りでも行けるかなとは思いますがスマートフォンによってはIP手振りできないのがあるかもしれません
(iPhoneは静的IP指定可能)

G150TRをただのアクセスポイントにもできます。(DHCP機能OFFでクライアントは親の接続されているネットワークに接続)
その場合G150TRのIPは192.168.0.201になるようです。

マルチSSID(といっても計2つ)でゲーム機用のSSIDも持っていますが無効にしました。
さらに別セグメントのネットワークを持つ訳ではないみたいなのでセキュリティの違う入口(SSID)が増えるだけ?かもしれませんがこまかい設定 は見てないのでわかりません。

設定によっては当然G150TRへの接続方法も変わるので要注意です。

ちなみに設定変更して設定ボタンをクリックするとまだ設定を続けるかどうか聞いてきますがまだ設定を続けるとした場合設定は反映されません。
設定を続けるかどうか聞いてきた段階で再度設定ボタンをクリックすると設定を反映していますというメッセージで30秒のカウントダウンが始まるの でそれが完了するまで安心しないで下さい。

設定を継続で次々やっていたら下手なとこでおかしくなっていつのまにか設定がめちゃくちゃになりました(笑)
その後なぜか繋がらなくなりPCの無線アダプターに固定IPを設定して接続して工場出荷時にリセット。

念のためファームウェアアップデートもしときました。1.03→1.04。
アップデート後は設定も問題なく反映されてすぐ繋がるし安定した感じがします。

リセットボタンはWPSボタンが兼ねています。LANケーブルを外した状態で10秒以上押すとリセットだそうです。
間違えて押さないように注意しましょう

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